PTCG The Game Show of Liar
2019年3月31日 ポケモンカードゲーム ※毎年おなじみのエイプリルフールネタ、今年もぜひお付き合いください。
えー今年もエイプリルフールの時期が近づいてきたのですが、毎年この時期に開催されている大きな大会がありまして、今年も参加してまいりました。ブログタイトルを見ていただけるとわかると思うのですが、嘘つきのための大祭典ということで中々センスのある大会名の付け方だよなぁと自分も参加してみて思ったのですが、まぁ大きな特徴というのは後々説明していくので、今のところはとりあえずこんな日に4月バカがなんかやってんだなって思いながら見てやってください。
【大会名】PTCG The Game Show of Liar
【日時】2月上旬頃(土~日)
【会場】都内某所
【レギュレーション】大会が行われたのは2月頃でしたが、カードプールが海外準拠だったので海外Regionals準拠のスタンダード(SM1~SM9)。(ただし、エネルギースピナーやロケット団のいやがらせ等日本のみで登場のカードは登場時期が合っていれば使用可能)また、使用するデッキについても特別なルールが設けられました。詳しくは後述。
【試合形式】予選ラウンドはスイスドロー11戦(BO3形式)、制限時間50分。決勝トーナメントには上位16名が進出(自動ドロップは無し)。決勝トーナメントはBO3形式、制限時間は運営の説明聞いてなくて、事前に配られた大会要項にも書き漏らしてたのか載っていなかったので分からん。参加してた俺の感覚でいくとたぶん70~80分ぐらい。勝ち上がれば最大4戦。
【参加人数】約2000人程度。ブロック分けなどはなく全員が一律に同じスペースで対戦してました。試合ごとのインターバルは20分ぐらいしか無かったのに大会の運営さんもよくやったと思います。
説明が長ったらしかったのでわかり辛かった方もいたと思いますがまぁ早い話が予選で何戦かやって決勝トーナメントに上がった16人の中から勝ち上がった人が優勝だよという形式です。
予選も決勝もBO3なので10試合以上もBO3行うのは中々タフだなーと思うのですが、この大会ならではの大きな特徴として「デッキリストで嘘をつける」というものがあります。嘘をつけるんですよ。恐ろしくないですか?というのは一旦置いといて、正確に言うと大会前に事前にデッキリストを提出するのですが、提出した60枚のカードの組から15枚だけ他のカードに入れ替えることができるのです。これだけ聞くとサイドボードがあるのかとお思いでしょうがサイドボードはありません。つまり何でもいいから他のカードに15枚まで変えられるのです。(ただしゲーム間のチェンジは禁止で、試合前の入れ替えのみ)何でもいいので事前に提示されたレシピに無いような突拍子もないカードでもなんでも出てくるわけです。突拍子もないのが出てくるわけですよ。突然ひらがなけやきのけやき坂46から日向坂46に変わった時ってすごくビックリしませんでした?そういうことです。
この大会ならではの特殊なルールがあって戦術立てが難しく、メモ杯でやったような普通のBO3とは一味も二味も違っていたので、まずメモ杯で流行っていたデッキを思い出してそこから応用することにしました。
1月のチーム戦の結果を見ていた記憶では
Tier1:ピカゼク、ウルネク、ジラーチサンダー
Tier2:ルガゾロ、ズガドーン
Tier3:リザードン(たけるとうき)、レックウザ(アーゴヨンorクワガノン)、カウンターコケコ(+αでナゲツケサルなど)
のつもりで認識していたので、それに加えてコントロールなどの海外独自の構築やその他独創的なデッキが入ってくるだろうなという考えでいくことにしました。想定外のデッキが来たとしても試合の前に相手が提出したデッキリストが回ってくるので、そこからテキスト確認して対策立てていけばいいかなという感じで。
デッキ選択に関しては、当初は長いことジムバトルで使い込んで12月のポケカメモ杯でも入賞したズガドーンをメインに据えて練習することにしました。大学で単位が結構ギリギリな状況でありポケカをする時間が取れず、使い慣れたデッキで出ようと考えていたので、とりあえずシンプルに最低限なパーツだけを入れたタイプとタッチでアロベトを積んだタイプの違いだけ組んで感触を確かめながら一人回しを続けました。(戦道の決勝トーナメント前までは水面下でカエループを回す練習もしていたのでポケカ関連で結構予定が混んでました)戦道が終わったら本腰入れてベトベトンを足す場合にどの枠を減らすかとかを考えながらやろうと思っていたのですが、決勝トーナメントの3位決定戦でひぐらしさんのフーパ相手に完璧にまあり切られての力負けを喫したことで、「あれ、コントロール系も詰めたら結構強いんじゃね?」という結論にたどり着き、アメリカの大きな大会で優勝していたゾロアークコントロールを煮詰めていく方針に変更しました。ゾロアークが化け狐だから「嘘」という名前の付いた大会にふさわしいかなと思ったのもある。余談ですが、戦道決勝のひぐらしさんも大会が時間無制限だからということでロック系を使ったらしいです。そんな配信卓に上がった3位決定戦の模様はこちらのURLからどうぞ。→ ttp://www.youtube.com/watch?v=JKyGsrQaXMM (オープニングに出てくるセブンイレブンフェアの団扇の話は無視して下さい)
無駄話はさておき、デッキの選択を変えてしまったことで使うデッキの特徴を知ることという仕事が増えてしまったので、まずデッキを組むだけ組んで回す段階からはじめることになりました。そこで、昨年11月のLAICで優勝したゾロアークのデッキ(レシピはここに載せると文字数が足りなくなるのでとりあえずネットで検索かけて下さい)のコピーをとりあえず一通り回してみて自分のプレースタイルにどうも合わなかったヤミラミを外すところから始まりました。そこから微調整を重ねつつも最終的にはマグカルゴが好きなカードを上に置いてゾロアークが持ってくる流れが取りやすいようにというのを重視しつつ回しやすいように必要なパーツを厚くするなどの調整を行いました。下のリストが大会前に提出したものです。レシピを見ていただければわかると思うのですが、元にした優勝レシピよりはかなり丸い構築にしております。
4 ゾロア(SM3+)
4 ゾロアークGX
2 ヤレユータン(SM5S)
2 マグマッグ(SM6b)
2 マグカルゴ(SM6b)
1 アローラベトベター(SM8a)
1 アローラベトベトン(SM1M)
1 メタモン◇
2 カプ・テテフGX
4 ハイパーボール
4 タイマーボール
2 ネストボール
4 クラッシュハンマー
2 改造ハンマー
2 まんたんのくすり
2 ポケモンいれかえ
1 レスキュータンカ
1 ともだちてちょう
4 シロナ
2 グズマ
1 ウツギ博士のレクチャー
1 プルメリ
1 スカル団のしたっぱ
1 アセロラ
1 グラジオ
2 フラダリラボ
4 ダブル無色エネルギー
2 悪エネルギー
能動的に手札を増やそうとすると、アカネを投入するなどデッキ構築を大幅にいじる必要があると思ったので、HANDのアンノーンは使わない方針でいくことにしました。取り替えるカードについては、トラッシュを利用するデッキに刺さるキリンリキや多めについたエネルギーを破壊できるフリーザーGX、そしてフリーザーがワザを使うためのレインボーエネルギーなどを候補に考えました。虹エネと悪エネの選択は悪エネは改造ハンマーで壊されない一方、レインボーエネはテテフに能動的にダメカンを乗せてアセロラで戻すというプレイングもできたりして一長一短あるところですが、悪エネでもトリックスターGXは使えるということと、近年の品薄事情からレインボーエネが高騰しており、なくしてしまうと再び揃えるのが大変だろうということで悪エネを選択。ベトベターは眠って起きなかったジラーチを下の技で一撃で葬れるのが強いかなぁということでケミカルプレス持ってるやつを使いました。
長くなりましたがようやくレポに入ります。ちなみに初日は東京では珍しく雪が降ってました。電車が遅れていたかどうかは覚えていませんが、大会当日は受付締め切りの10分前には来られたので早く家を出て正解だったと思います。試合開始は8時50分からという早い時間帯なので朝が弱い自分は楽な相手が来ればいいなーと思いながら相手の提出したデッキを眺めていました。初戦の相手はまぁ普通のウルネクかなという感じだったので、ビーストエネにしか使わない改ハンを1枚に減らしてキリンリキを1枚足して臨むことに。使うかなぁ?とは思いましたが、変えすぎてもデッキが違ってしまってはうまく回せなかったりするのでやりやすさを優先することにしました。
1回戦○2-0 ウルネク
1戦目○x-x(ゲームロス)
ダイスロールに勝って先攻。ゾロア単スタートでウツギは無かったので、ネストボールでゾロアをもう1体展開する。初手のドローマグマッグでじならしラインが揃ったので次のターンにマグカルゴに進化させてゾロアークを引けるパーツを持ってこれたらいいなぁって考えてシロナをキープしたままエンド。返しのターン、相手はジラーチスタートから順当にミストレで超エネ切ってマーイーカ、ハイボでギラティナ超エネ切ってマーイーカと上々の立ち上がり。さらにねがいぼしからフウロを持ってきてエネルギースピナー。
……フウロ?フウロ使えたっけ?
一瞬ジャッジ呼びがちらついたが、どこのシリーズだったか忘れたけどフウロが再録あったのを覚えていたので再録あるからOKってなると呼び損になるよな~と思いつつ放置していたら相手が3枚目のエネルギーを選択した頃にちょうど巡回中のジャッジが来たので、念のためにとプレイを止めてレギュの確認を取ってもらうことに。ジャッジに調べてもらったところフウロはレギュレーション外だったということでゲームロスの判定となりました。元のデッキに入っておらず、入れ替わったカードだったので運営のチェックをすり抜けたようです。予想外の形でまず1勝。相手はフウロを他のカードに差し替えての再開になりました。
2戦目○6-3
相手先攻からこの試合も順当にイカが3体立っていく展開。こちらは2ターン目にゾロアークを立てますが使えるサポーターがなく、とりあえずなんかハマれと思って撃ったしたっぱでなんとビーストエネと鋼エネが落ちていきます。これで相手が慌てて鋼エネを探しに回りますがこれがサイドに落ちていて引きに行けず、仕方なくギラティナで殴っていく展開。ギラティナが悪弱点な一方こちらのゾロアークは超抵抗と厳しかったのと、ところどころグズマで相手のカラマネロを引っ張り出せたシーンもあったので無難に押し切れて勝ち。先勝を取れたのでメンタル的にもリラックスしてやれたのかなと思います。相手が初戦からゲームロスという想定してない負け方からテンパっていたのが印象的でしたね。
2回戦○2-0 UBジラサン
マッシブーンやらカミツルギGXやらテッカグヤやらとにかくウルトラビーストが多めに積んであるタイプのジラサン。もちろんメインはサンダーなのですが、他のアタッカーに合わせてユニットエネや虹エネが多めに積んであったので、改ハンを4枚にしてクラハンを2枚に減らすことに。タイプ的に相手は1エネしか貼らないだろうしフリーザーはいらないかなということで他はそのまま挑みました。
1戦目○6-2
先攻ゾロアスタート。初手でハイパーボールが引けたので、テテフのワンダータッチからウツギを持ってきてゾロア3体にメタモンと順調に場を揃えるプレイング。返しのアサルトサンダーでゾロアが落とされますが、ゾロアークの準備が間に合ったのでライオットビートを撃っていく確1体制が整います。ベトベトンを早めに立てたことで相手がねがいぼしを打てなかったので展開が止まったシーンが度々あり、ゾロアークで押し切って勝利。相手が不用意に出したカミツルギのお陰で2枚取りを絡められてスレハンチャンスを作られなかったのもよかった。
2戦目○6-5
相手後攻選択で先攻スタート。今回もハイボからのテテフワンダータッチウツギゾロアゾロアメタモンのお決まりの流れ。相手はサンダーにエネを貼れなかったのでジラーチがそのまま突っ立った状態になり、眠りから起きなかったのでベトベターに2個玉を貼って入れ替えでゾロアを逃がしてケミカルプレスで先制。そこからは一進一退でしたが、サイド3-3の場面で相手がビーストエネ付きテッカグヤにハチマキを貼ることができなくて打点が足りなかったのがターニングポイントで、最後は悪エネ2枚ついたゾロアークがトリックスターでムーンレイカー叩き込んで終了。辛くも勝ちを拾いました。
周囲を見ると何やら引き分けるプレイヤーが多い模様。ジャッジに聞くと全体の半分くらいのマッチは引き分けになっているらしく、2勝できてる自分は運がいいなと思ったり思わなかったり。これで両者負けならかなり悲惨なことになっていると思われ。あってよかった勝ち点1。
3回戦○2-1 ズガドーン
ズガドーンなら恐らくひねる部分はないだろうということで前のズガドーンのエネを砕いていくプレイングに徹することに。後ろのアーゴヨンにエネを付けられてもズガドーンには1枚ずつ貼らなければいけないのでクラハンやプルメリで落ち着いて対応しようということで改ハンを1枚プルメリに変えて臨みました。
1戦目×0-1
先攻は取ったが苦しいメタモンスタート。さらに後続を立てることもできず前の1体だけでエンド。返しの相手のターンは順当にズガドーンとベベノム2体、さらに開幕バーストGXでビーストエネが当たるという鬼畜っぷり。無理だろこんなん。一応次のターンのトップドローでベトベトンに進化はできたが気休めにすらならず、エネを落とそうとクラハンを放つも裏、もう1枚使うも裏。そのまま頭飛ばされて終了。
2戦目○0-2
またしても先攻でスタート。今度はゾロア単騎で始まったのでハイパーボールからテテフワンダータッチ以下略。メタモンをマグカルゴに進化させたりして順調に場を育てられたので、このデッキの真骨頂であるエネ破壊戦法を展開していきます。ゾロアーク3体のとりひきで1ターンに山札が6枚減るのは大きく、ヤレユータンが上の技で手帳担架回収→とりひきで適当にポケモン切ってデッキ引き切る→手帳でプルメリ回収→プルメリでなんか切ってエネ破壊→落としたポケモンを担架で回収の流れに持ち込みます。こちらのペースに持ち込んだところで相手投了。
3戦目○0-3(LO)
相手先攻選択で後攻。この試合も順調にゾロアークを育てられたので、とりひきでデッキを削っていき、デッキが底をついたらリソースマネージメントしながらプルメリやハンマーを投げていく展開。やはりこちらがサイドを取らないと相手がビーストリングを使えないのは大きく、ヤレユータンが頑張ってる間に相手のデッキが尽きて勝利。
ここで昼休憩になりました。一緒に参加していた友人は3分けの勝ち点3で折り返しらしい。やっぱり引き分け多いんですね。友人の奢りでケンタッキーを食べてきましたがいやぁ人とだべりながら食べる飯はうまいってのなんの。
4回戦×0-2 ゾロアークギャラドス(たっぴー)
先の引き分け祭りで全勝者が尋常じゃないスピードで減少しており、4回戦を前に30人程度まで減っていたのでおそらくどこかで当たるだろうなぁと覚悟してたらやっぱり当たってしまった。ゾロギャラはアメリカの大会で優勝したことで数増えるだろうなぁとは思ってたけど、エネが2個玉4枚しかなかったのでとりあえず改ハン4枚で割り切れるだろうとクラハンは全部抜く判断。空いたスペースは2枚目のウツギとトラッシュのコイキングをロストに落とせるキリンリキに。
1戦目×0-6
向こうのデッキの相性関係がわからなかったので聞いてみるとウルネク→ズガドーン→ルガゾロと踏んで上がってきたみたいで。なるほど無難な勝ち上がりだなと。
後攻で若干出遅れながらもゾロアを2体育てながら相手の猛攻に必死で食らいついていく状況に。メタモンからギャラドスに進化するとコイキングを4枚落とせるようになってあたりちらすで200出るんですが、ハチマキを付けられるとゾロアークがちょうど確定圏内になるのでどんどん刈り取られていくという。そして極め付きにマグカルゴを並べてじならしから改造ハンマー撃っても、相手もヤレユータンを持っていてリソースマネージメントで回収される始末。ほぼ戦意喪失モードのまま殴り切られました。
2戦目×3-6
メタモンスタートでしたが先攻からテテフワンダータッチウツギでゾロアを3体展開する。相手もウツギから展開してきて、ゾロアコイキングメタモンと並べてくる進行。ここで返しのターンにタイマーボールで2表が出たのでマグカルゴとゾロアークを持ってきて前のメタモンはマグカルゴに進化。じならしからとりひきでグズマを持ってきて厄介なメタモンを殴り倒して先制。しかし相手もリカバリーが早く、ウツギでコイキング3枚→ハイボでコイキング2枚切ってゾロアーク→とりひきでコイキング切って2ドローと素早く立て直される。必死に食いつきますがハチマキがなく決定力に欠けたこちらが2戦目も押し切られて負け。ロストおくりでコイキングを葬れれば…というところでサイド落ちで引いてこれず、試合が終わる頃にようやくグラジオで引いてこればよかったと気づくあたりにはダメダメでした。
5回戦○2-0 クワガノンレックウザ
提示されたリストを見る限りガノン軸のレックと思われましたが、何故かつけかえが入っているなど不思議な点が見当たったのでアーゴヨン型にも変えられるような構築と判断。事前に見せたデッキから変えられるこの大会ならではの特徴でしょうか。ガノン型であればセオリー通りエネを割り続けて息切れを待つか、アーゴヨン型であればレックにチャージアップができないのでレックのエネを集中的に壊していく戦法をとることに。どちらにせよ改ハンはいらないので全抜き。どちらが来るか悩みましたがアーゴヨンのほうが厳しいかなということでライオットビートで1撃できるようにククイ2枚追加しました。
1戦目○2-0
後攻でしたが相手がアゴジムシ単騎。なるほどガノン型か、ククイ入れて損したなって感じ。しかし相手がアゴジムシ単から展開できずエンド。こちらもハンドが苦しかったのでとりあえずネストボールで2体目のゾロアを並べてエンド。相手はトップドローマーシャドーからのやぶれかぶれを放ちますが、状況が好転せずそのままエンド。対してこちらはタイマーボールからゾロアークに進化できたので、ライオットビートでアゴジムシを落として先制。返しのターン、当然のようにタンカで復活してきますが、2体目のゾロアークの準備も間に合ったのでグズマで先ほど復活したアゴジムシを蹴落としていくとここで相手投了。残りのアゴジムシが2枚ともサイド落ちで展開できなかったようで。これでは厳しい。
2戦目○6-4
当然のように後攻でしたが、相手のアゴジムシが相変わらず1体しか立たなかったのでゾロアークを育てながらこのアゴジムシを狙ってエネルギーの供給源を絶つ作戦に。2ターン目にテンペストGXを使われてしまい、次のターンにクワガノンまで育てられるところまで追い込まれたのですが、ゾロアークのとりひきで手札を整えつつプルメリやクラハンでエネを破壊しながらドラゴンブレイクの打点を落としてなんとか210が出ないように相手の動きを妨害していきます。ゾロアークが2体やられるなど苦しみましたが、エネを割り切って相手の勢いが止まったところ、エネルギーリサイクルが2枚ともサイド落ちのまま最後まで拾えなかった相手の不運も幸いして逆転勝ち。
終盤は時間を気にして本当に急ぎ足な感じでプレイしてましたが、1戦目がかなり早く終わっていたのもこちらにとっては有利に働いたように思います。
6回戦○2-0 コケコナゲツケサル
前の2試合では連チャンでピカゼクを喰い殺してたみたいで。当たり運も重要なんでしょうね。デッキ内容的に予想通りというかなんというか2個玉とかカウンターエネとか特殊エネ依存だったので改ハン多めの方がいいかなということで改ハン4投してクラハンを2に削るという2回戦と同じパターン。
1戦目○6-0
後攻ゾロアスタート。
相手がナゲツケサル2落ちという厳しい状況の中、こちらはガン回りの様相を見せライオットビート連打で押し切り。
改ハン使うこともなく終わりました。
2戦目○2-3(LO)
相手が先攻選択で後攻スタート。
この試合も順調にゾロアークが育ちましたが、相手もナゲツケサルが何体も出てきたのでエネ破壊に重点を置く戦法にシフト。改ハンで2個玉を集中的に破壊していったところ、こちらが殴れなかったターンがあったのもありサイドが相手の方が勝っていたのでカウンターエネルギーが1エネに化けてナゲツケサルがワザを撃てない場面がしばしば。その間にとりひきでデッキを削っていきながらヤレユータンによるリソースマネージメント戦法に切り替えていった頃には相手のエネが全部尽きたのであとはゾロアークがタコ殴りにするのを見ているだけ……と思っていたらガン回しの影響で先に相手がデッキを引き切っていて終わりました。
7回戦△1-1 ルガゾロマッシ
相手はごくふつうのルガゾロでしたが、小マッシと闘エネも装備していたのでマッシルガンに化けてくるかもしれないと思っていましたが、どのみち相手はエネの回収手段がないので大丈夫だろうということでそのままノーチェンジでいくことに。初日の終盤だったのでこのへんは頭が働いていなかったのかもしれません。このへんは反省かな。
1戦目×3-6
相手はマッシブーン軸に変えてくるかなと思ったけど変えてこなかった。この試合は先攻を取れたので順調に展開をしつつ2ターン目にゾロアークとマグカルゴが揃う立ち上がりでイワンコとゾロアを順調に倒しますが、さすがにサイド奇数を維持してスレハンチャンスを無くしてくれるほど甘いものではなくきっちりスレハンでゾロアークが倒されます。このとき相手が小マッシにつけたのが何故かレインボーエネルギーだったので余計に1点ダメージが増えていて、それに助けられる形で後続のゾロアークのライオットビートで倒す。しかし相手がエネなしメタモンからルガルガンGXに進化してきてブラッディアイ対象マグカルゴ。さらにユニットエネとカウンターゲインがついてくる状況。デスローグ250ダメージでマグカルゴが落ちる。返しのターン、こちらは改ハンを引けなかったので、2個玉を引かれないことを祈りましたが見事に引かれ、つめできりさくでヤレユータン、ゾロアークと連続で落とされて負け。
2戦目○6-2
1戦目負けたので先攻。この試合でも順調にゾロアークを育てていきますが、今度はマグマッグがなかなか来ずチグハグな展開に。しかし、1戦目の頃から遅いプレイに終始していた相手にジャッジから警告が与えられることに。と思ったら話はここで終わりではなく、警告を受けた相手は実は前の試合でも警告をもらっていたということで警告の累積によりサイドペナルティが課せられました。これで相手が動揺したかその後は精彩を欠いてミスを連発。ブラッディアイでわざわざテテフを呼んでおいてハチマキククイライオットビートで落ちるはずが、原野を割られていてフラダリラボの効果でハチマキの効果がなくなって落ちないなど相手の状況誤認で辛くも命拾い。何とかエネを割り切って終わりました。
この試合は相手の場が焼け野原同然の状況になりグズマイワンコで最後のサイド1枚を取り切ったタイミングで丁度タイムアップのコールがありなんとか引き分けに持ち込み。なんとか勝ち点1をつかみました。
そんなこんなで初日は5-1-1で終了。途中経過を見て驚いたのですが2000人以上もいて7戦全勝が一人もいなかったのはビックリです。そんな中でトップで折り返したのは6-0-1の勝ち点19を取った人が2人。会場で3~4試合の引き分けという人がザラにいた状況の中で6回も勝ったのは凄いなぁと素直に思いました。僕は勝ち点16で全体のだいたい30位台前半くらいの位置だったので、残りの4戦で結果出せば逆転もあるかなぁという感じ。
2日目は初日よりも早い8時丁度の試合開始なので朝が弱い自分には結構きつかったです。このへんの予選内容は疲れが先行しててあんま覚えてないので簡易に。相手も疲れているという試合も多かったので、やはり出場者にとってはコンディションの維持が難しかったんじゃないかと思います。
8回戦○2-0 ジラサンマッシ
2回戦で当たったUB型とは違う普通のジラーチサンダーぽかったのでそのまま行ったかな、改ハン抜いたか覚えてません。もしかしたらサンダースいるかもと思ったけどあんまり考えなかった記憶。
1戦目○6-3
事前のリストにいなかったマッシが入っている。ジラーチの特性によるサーチが厄介でしたが、ベトベトンが特性を止めるとジラーチが怖くなくなったのでうまいことやれた。スレハンチャンスは相手が闘エネにアクセスできなかったようでなんとか乗り切れました。
2戦目○6-4
今度はスレハンチャンスをしっかり決められましたが、クラハンでうまいこと表を出して闘エネを破壊すると、その後はマッシに闘エネがつくことがなかったのでまた乗り切れました。闘エネは2枚入ってたようです。
9回戦△0-0 レジギガスフーパHAND
よくこんなデッキが勝ち残ったなぁって思った。とにかくデッキの内容はあれだな、という感じで理解できているので、恐らく相手が狙ってくるのはHANDによる能動的ドローだろうなぁと判断。となると相手はエネを積んでないはずなのでハンマーは全抜きで大丈夫、厄介なのは相手が手札に持っていそうなアンノーンなのでそれをロストできればかなり有利、ということでヤドキングを追加投入。さらに、相手のHANDをできるだけ遅らせられるようにジャッジマンを2枚、やぶれかぶれマーシャドーを1枚積むなどして徹底的に邪魔をしていく方針。さらに悪エネをレインボーエネルギーに変えて、キリンリキと2枚目のウツギを足して完成という感じ。
1戦目-(0-0試合途中)
先攻ゾロアスタート。相手はフーパ単騎。
初手の手札にウツギがあったので、順調にゾロア2体とメタモンを展開していき、ネストボールでマグマッグも出して盤石な盤面。相手は初手からスカル団のしたっぱを使っていくがこれは不発。
こちらは2ターン目にメタモンからヤドキング準備できて、じならしで持ってきたレインボーエネルギーできおくをとろかす。これで相手の手札に運よくアンノーンが埋まっていて、これをロストに送ったことで相手にとっては特殊勝利の芽が潰れることに。ゾロアークのとりひきで順調にデッキを削りつつ、デッキが切れそうになったらヤレユータンが出てきてリソースマネージメントを撃っていく展開。はたから見てもかなりの泥仕合な様相です。相手のGXから攻撃を受け付けないフーパはひたすら無視して自分のデッキのケアに集中し、相手のハンマーでヤレユータンのエネが割れたら?というケースも見越してしっかりトラッシュからエネを回収しておく用意周到ぶり。その上に相手も使ったハンマーをきっちりヤレユータンの技で回収してくるので無限にループが続いていっこうに終わらないという。どんなゲームなんだ、これ。グズマでマグカルゴを縛られても入れ替えですぐにヤレユータンが戻ってきてしかも使った入れ替えも技の効果で回収されていくという「どうやったら終わるんだこのゲーム」の不毛な争いが続いている間になんとタイムアップ。当然サイドも動いてないのでこのゲームは引き分けになりました。0勝0敗で1戦目時間切れ引き分けという珍しい結果に、運営もさぞ驚いたんじゃないだろうかと思います。
10回戦○1-0 ウルネク
たぶん1回戦の相手の2戦目よりは手強かったかなと思いますがわかりません。このへんは記憶が曖昧です。改ハンは1枚だけキリンリキに変えたかもしれないです。
1戦目○6-4
詳しくは覚えてないですが2ターン連続でグズマを使ってカラマネロを倒したあたりで相手の勢いが失速した……はず。フォトンゲイザーは決められたかな?この試合は苦労した記憶残ってるのでたぶん決められてると思う。
2戦目△6-6
相手が戦い方を変えてきてギラティナ主体で来るようになったがやはりこちらのイカを狙っていくスタイルは変えていかない方針。一進一退になり最後はギラティナに止めを刺して終わりかと思いましたが相手ののろいのおふだを見落としており、ゾロアークも共倒れとなりました。
あれ?両者サイド取り切った場合はどうすんだ?引き分けでそのまま次の試合?サドンデス?それと先攻後攻決めはどうするんだ?またダイスロール?それともどちらかに決定権が?って考えてる間にタイムアップのコールが鳴ってました。2戦目で熱中しすぎて時間切れしていたことに気付かなかったようです。
11回戦△1-1 ピカゼク
やはり来ましたかという感じ。フルドライブからのタッグボルトGXを決められると凶悪であり、殴る一辺倒でもエネ破壊一辺倒でも恐らくはどうにもならないであろう相手ということで全力を尽くそうというだけ。殴るとしたらゾロアークは最大威力のライオットビートで2発でピカゼクは落とせる。エネを割るならせんじんのまいに注意という感じで考えておいて、ピカゼクに6エネついた状態から全破壊できたらかなり強いだろうということでフリーザーを投入してエネルギーもレインボーエネルギーに切り替える作戦。結局改ハン2枚をフリーザーGXと2枚目のプルメリに変えたけど正解だったのだろうか。
1戦目○1-0
先攻初手ゾロア。ベンチにマグマッグ。
しかし、相手が初手のマーシャドーから後続を出せなかったので2ターン目にゾロアークに進化してライオットビートで終了。
2戦目×0-6
後攻初手ヤレユータン。
前の試合の反動か?相手の動きが猛烈に速く、サンダーマウンテンも飛んできた結果2ターン目にフルドライブ。順調にピカゼクに6エネが付いていきます。こちらはエネを割る手段がなく、ハイパーボールでフリーザーを持ってこようとしますが痛恨のサイド。それでも諦めずにじならしでグラジオをトップに持ってくるなど粘りましたがとりひきで引いてきたころにこの番シロナ使ってたから打てないって気付く始末。このへんで半分投げやりになりました。それでもエレパ引かれてなければゾロアークが生き残ったのでワンチャンスありましたが、当然のようにデンジ引かれていて終戦。
3戦目-(3-2試合途中)
先攻ゾロアスタート。
この試合は2ターン目でゾロアークが殴る体制を整えられたのですが、相手も回りが早く2ターン目にフルドライブが飛び出す。しかしエレパを使われなかったので落ちることはなく、このピカゼクを次のターンに落としてサイド3枚先制。後ろの3エネピカゼクからもクラハン表とプルメリで2エネ剥がすことに成功しますが、返しのターンに手貼りとサンダーマウンテンが間に合ってゾロアークが倒されます。ここでハイパーボールから切り札のフリーザーGXを出したところでタイムアップのコール。コールドクラッシュでエネルギーを破壊して逆転に望みを繋ぎますが、当然のようにエネがつき、ゼラオラGXの特性で逃げられます。この時点でタッグボルトGXでフリーザーが落とされて万事休すかと思われましたが、相手がまだGXワザを使っていないことを見落としてフルドライブを打ち込みます。首の皮1枚で残ってラストターン、手負いのフリーザーをアセロラで戻してターンエンド。代わりにゾロアークを出すと、エレパもハチマキも引けなかった相手側には落とす手段がなくそのまま終了。
負けそうな試合でしたが、サイドを4枚以上取られなかったのでこの試合は有効にはならずかろうじで引き分けに。なんとか勝ち点1を拾いました。これにて予選の11試合が終了。あとは祈るだけになりましたが14位で無事に名前が呼ばれて予選通過。なんとかギリで滑り込みましたが相手は予選を3位抜けという強敵。どう考えても無理だあと弱気になりましたが、これで勝てたら凄いことだからと励まされて会場へ。
決勝トーナメント1回戦×0-2 ピカゼク
事前のデッキを見た感じだと11回戦のデッキと同じ感じだったのであまり余計にいじる事はせず、同じようにフリーザーを中心に微調整をする感じにしました。改ハン抜いて入れたのはフリーザーと2枚目のウツギ。やはりゾロアークを立てることが最優先だったので安定性を重視しました。
1戦目×0-6
ダイスロールに負けて後攻でしたが、初手ゾロアという悪くないスタート。ハイパーボールからのテテフワンダータッチウツギで、順調にゾロアの数を増やしていきます。しかし相手側も動きが早く、先攻2ターン目にはフルドライブを決められ早くもゾロアが落されます。それでも後続のゾロアをゾロアークに進化させてとりひきからエネ破壊のパーツを拾いに行きましたが拾うことができず、ハチマキのついたピカゼクに6エネタッグボルトをゆうゆう許してしまう展開に。4枚取りを決められた後もあきらめずにエネを壊しに行こうと試みましたが、6エネのついたピカゼクはフラダリラボごときでは止めることはできず、エレキパワー2枚出されてのフルドライブを決められ負け。
2戦目×2-6
先攻を取って初手にはゾロア3体と悪くないスタートでしたが、相手のバトル場にはマーシャドーGX。ゾロアークは闘弱点なのですでにかなり厳しい相手です。それでもサンダーマウンテンの効果が効かないので後1フルドライブはないだろうと思いましたが、手貼り雷エネ、パイパーボールでピカゼク雷エネ切ってレックウザGXのしっぷうどとうで雷エネを付け、ネストからコケコ◇を出してせんじんのまいで雷エネを付け、つけかえ2枚出しでなんと3エネ揃えてフルドライブが飛んできます。1ターン目に早くも育つ6エネマーシャドー。それでもハイパーボールでフリーザーを出してきてレインボー手貼りからのコールドクラッシュで6エネ破壊という少しもの抵抗を見せましたが、後ろのピカゼクに貼ってあった雷エネ1枚がまだ残っており、手貼りとサンダーマウンテンからフルドライブが飛んできます。ハチマキ込みの180でフリーザーが落されます。それでもグズマでマーシャドーGXを引きずり出して1ターン粘りをかけますが、クラハンを何度打ち込んでも表を出すことができず、きっちり6エネタッグボルトを決められ終戦。
結果はベスト16でした。
使ってみて思ったのですが、ゾロアークコントロールはコントロールが決められる相手には強いけれど、決める前に速攻で叩き込まれると勝てないので、スピードの早いデッキには不利だなぁと感じました。それでも、直前に変更したにもかかわらずこれだけの成績を出せたので、それだけのポテンシャルはあるのかなぁと思ってます。
応援いただいた皆さん、本当にありがとうございました。
※午後12時ごろ追記:この記事はエイプリルフールのネタ記事です
えー今年もエイプリルフールの時期が近づいてきたのですが、毎年この時期に開催されている大きな大会がありまして、今年も参加してまいりました。ブログタイトルを見ていただけるとわかると思うのですが、嘘つきのための大祭典ということで中々センスのある大会名の付け方だよなぁと自分も参加してみて思ったのですが、まぁ大きな特徴というのは後々説明していくので、今のところはとりあえずこんな日に4月バカがなんかやってんだなって思いながら見てやってください。
【大会名】PTCG The Game Show of Liar
【日時】2月上旬頃(土~日)
【会場】都内某所
【レギュレーション】大会が行われたのは2月頃でしたが、カードプールが海外準拠だったので海外Regionals準拠のスタンダード(SM1~SM9)。(ただし、エネルギースピナーやロケット団のいやがらせ等日本のみで登場のカードは登場時期が合っていれば使用可能)また、使用するデッキについても特別なルールが設けられました。詳しくは後述。
【試合形式】予選ラウンドはスイスドロー11戦(BO3形式)、制限時間50分。決勝トーナメントには上位16名が進出(自動ドロップは無し)。決勝トーナメントはBO3形式、制限時間は運営の説明聞いてなくて、事前に配られた大会要項にも書き漏らしてたのか載っていなかったので分からん。参加してた俺の感覚でいくとたぶん70~80分ぐらい。勝ち上がれば最大4戦。
【参加人数】約2000人程度。ブロック分けなどはなく全員が一律に同じスペースで対戦してました。試合ごとのインターバルは20分ぐらいしか無かったのに大会の運営さんもよくやったと思います。
説明が長ったらしかったのでわかり辛かった方もいたと思いますがまぁ早い話が予選で何戦かやって決勝トーナメントに上がった16人の中から勝ち上がった人が優勝だよという形式です。
予選も決勝もBO3なので10試合以上もBO3行うのは中々タフだなーと思うのですが、この大会ならではの大きな特徴として「デッキリストで嘘をつける」というものがあります。嘘をつけるんですよ。恐ろしくないですか?というのは一旦置いといて、正確に言うと大会前に事前にデッキリストを提出するのですが、提出した60枚のカードの組から15枚だけ他のカードに入れ替えることができるのです。これだけ聞くとサイドボードがあるのかとお思いでしょうがサイドボードはありません。つまり何でもいいから他のカードに15枚まで変えられるのです。(ただしゲーム間のチェンジは禁止で、試合前の入れ替えのみ)何でもいいので事前に提示されたレシピに無いような突拍子もないカードでもなんでも出てくるわけです。突拍子もないのが出てくるわけですよ。突然ひらがなけやきのけやき坂46から日向坂46に変わった時ってすごくビックリしませんでした?そういうことです。
この大会ならではの特殊なルールがあって戦術立てが難しく、メモ杯でやったような普通のBO3とは一味も二味も違っていたので、まずメモ杯で流行っていたデッキを思い出してそこから応用することにしました。
1月のチーム戦の結果を見ていた記憶では
Tier1:ピカゼク、ウルネク、ジラーチサンダー
Tier2:ルガゾロ、ズガドーン
Tier3:リザードン(たけるとうき)、レックウザ(アーゴヨンorクワガノン)、カウンターコケコ(+αでナゲツケサルなど)
のつもりで認識していたので、それに加えてコントロールなどの海外独自の構築やその他独創的なデッキが入ってくるだろうなという考えでいくことにしました。想定外のデッキが来たとしても試合の前に相手が提出したデッキリストが回ってくるので、そこからテキスト確認して対策立てていけばいいかなという感じで。
デッキ選択に関しては、当初は長いことジムバトルで使い込んで12月のポケカメモ杯でも入賞したズガドーンをメインに据えて練習することにしました。大学で単位が結構ギリギリな状況でありポケカをする時間が取れず、使い慣れたデッキで出ようと考えていたので、とりあえずシンプルに最低限なパーツだけを入れたタイプとタッチでアロベトを積んだタイプの違いだけ組んで感触を確かめながら一人回しを続けました。(戦道の決勝トーナメント前までは水面下でカエループを回す練習もしていたのでポケカ関連で結構予定が混んでました)戦道が終わったら本腰入れてベトベトンを足す場合にどの枠を減らすかとかを考えながらやろうと思っていたのですが、決勝トーナメントの3位決定戦でひぐらしさんのフーパ相手に完璧にまあり切られての力負けを喫したことで、「あれ、コントロール系も詰めたら結構強いんじゃね?」という結論にたどり着き、アメリカの大きな大会で優勝していたゾロアークコントロールを煮詰めていく方針に変更しました。
無駄話はさておき、デッキの選択を変えてしまったことで使うデッキの特徴を知ることという仕事が増えてしまったので、まずデッキを組むだけ組んで回す段階からはじめることになりました。そこで、昨年11月のLAICで優勝したゾロアークのデッキ(レシピはここに載せると文字数が足りなくなるのでとりあえずネットで検索かけて下さい)のコピーをとりあえず一通り回してみて自分のプレースタイルにどうも合わなかったヤミラミを外すところから始まりました。そこから微調整を重ねつつも最終的にはマグカルゴが好きなカードを上に置いてゾロアークが持ってくる流れが取りやすいようにというのを重視しつつ回しやすいように必要なパーツを厚くするなどの調整を行いました。下のリストが大会前に提出したものです。レシピを見ていただければわかると思うのですが、元にした優勝レシピよりはかなり丸い構築にしております。
4 ゾロア(SM3+)
4 ゾロアークGX
2 ヤレユータン(SM5S)
2 マグマッグ(SM6b)
2 マグカルゴ(SM6b)
1 アローラベトベター(SM8a)
1 アローラベトベトン(SM1M)
1 メタモン◇
2 カプ・テテフGX
4 ハイパーボール
4 タイマーボール
2 ネストボール
4 クラッシュハンマー
2 改造ハンマー
2 まんたんのくすり
2 ポケモンいれかえ
1 レスキュータンカ
1 ともだちてちょう
4 シロナ
2 グズマ
1 ウツギ博士のレクチャー
1 プルメリ
1 スカル団のしたっぱ
1 アセロラ
1 グラジオ
2 フラダリラボ
4 ダブル無色エネルギー
2 悪エネルギー
能動的に手札を増やそうとすると、アカネを投入するなどデッキ構築を大幅にいじる必要があると思ったので、HANDのアンノーンは使わない方針でいくことにしました。取り替えるカードについては、トラッシュを利用するデッキに刺さるキリンリキや多めについたエネルギーを破壊できるフリーザーGX、そしてフリーザーがワザを使うためのレインボーエネルギーなどを候補に考えました。虹エネと悪エネの選択は悪エネは改造ハンマーで壊されない一方、レインボーエネはテテフに能動的にダメカンを乗せてアセロラで戻すというプレイングもできたりして一長一短あるところですが、悪エネでもトリックスターGXは使えるということと、近年の品薄事情からレインボーエネが高騰しており、なくしてしまうと再び揃えるのが大変だろうということで悪エネを選択。ベトベターは眠って起きなかったジラーチを下の技で一撃で葬れるのが強いかなぁということでケミカルプレス持ってるやつを使いました。
長くなりましたがようやくレポに入ります。ちなみに初日は東京では珍しく雪が降ってました。電車が遅れていたかどうかは覚えていませんが、大会当日は受付締め切りの10分前には来られたので早く家を出て正解だったと思います。試合開始は8時50分からという早い時間帯なので朝が弱い自分は楽な相手が来ればいいなーと思いながら相手の提出したデッキを眺めていました。初戦の相手はまぁ普通のウルネクかなという感じだったので、ビーストエネにしか使わない改ハンを1枚に減らしてキリンリキを1枚足して臨むことに。使うかなぁ?とは思いましたが、変えすぎてもデッキが違ってしまってはうまく回せなかったりするのでやりやすさを優先することにしました。
1回戦○2-0 ウルネク
1戦目○x-x(ゲームロス)
ダイスロールに勝って先攻。ゾロア単スタートでウツギは無かったので、ネストボールでゾロアをもう1体展開する。初手のドローマグマッグでじならしラインが揃ったので次のターンにマグカルゴに進化させてゾロアークを引けるパーツを持ってこれたらいいなぁって考えてシロナをキープしたままエンド。返しのターン、相手はジラーチスタートから順当にミストレで超エネ切ってマーイーカ、ハイボでギラティナ超エネ切ってマーイーカと上々の立ち上がり。さらにねがいぼしからフウロを持ってきてエネルギースピナー。
……フウロ?フウロ使えたっけ?
一瞬ジャッジ呼びがちらついたが、どこのシリーズだったか忘れたけどフウロが再録あったのを覚えていたので再録あるからOKってなると呼び損になるよな~と思いつつ放置していたら相手が3枚目のエネルギーを選択した頃にちょうど巡回中のジャッジが来たので、念のためにとプレイを止めてレギュの確認を取ってもらうことに。ジャッジに調べてもらったところフウロはレギュレーション外だったということでゲームロスの判定となりました。元のデッキに入っておらず、入れ替わったカードだったので運営のチェックをすり抜けたようです。予想外の形でまず1勝。相手はフウロを他のカードに差し替えての再開になりました。
2戦目○6-3
相手先攻からこの試合も順当にイカが3体立っていく展開。こちらは2ターン目にゾロアークを立てますが使えるサポーターがなく、とりあえずなんかハマれと思って撃ったしたっぱでなんとビーストエネと鋼エネが落ちていきます。これで相手が慌てて鋼エネを探しに回りますがこれがサイドに落ちていて引きに行けず、仕方なくギラティナで殴っていく展開。ギラティナが悪弱点な一方こちらのゾロアークは超抵抗と厳しかったのと、ところどころグズマで相手のカラマネロを引っ張り出せたシーンもあったので無難に押し切れて勝ち。先勝を取れたのでメンタル的にもリラックスしてやれたのかなと思います。相手が初戦からゲームロスという想定してない負け方からテンパっていたのが印象的でしたね。
2回戦○2-0 UBジラサン
マッシブーンやらカミツルギGXやらテッカグヤやらとにかくウルトラビーストが多めに積んであるタイプのジラサン。もちろんメインはサンダーなのですが、他のアタッカーに合わせてユニットエネや虹エネが多めに積んであったので、改ハンを4枚にしてクラハンを2枚に減らすことに。タイプ的に相手は1エネしか貼らないだろうしフリーザーはいらないかなということで他はそのまま挑みました。
1戦目○6-2
先攻ゾロアスタート。初手でハイパーボールが引けたので、テテフのワンダータッチからウツギを持ってきてゾロア3体にメタモンと順調に場を揃えるプレイング。返しのアサルトサンダーでゾロアが落とされますが、ゾロアークの準備が間に合ったのでライオットビートを撃っていく確1体制が整います。ベトベトンを早めに立てたことで相手がねがいぼしを打てなかったので展開が止まったシーンが度々あり、ゾロアークで押し切って勝利。相手が不用意に出したカミツルギのお陰で2枚取りを絡められてスレハンチャンスを作られなかったのもよかった。
2戦目○6-5
相手後攻選択で先攻スタート。今回もハイボからのテテフワンダータッチウツギゾロアゾロアメタモンのお決まりの流れ。相手はサンダーにエネを貼れなかったのでジラーチがそのまま突っ立った状態になり、眠りから起きなかったのでベトベターに2個玉を貼って入れ替えでゾロアを逃がしてケミカルプレスで先制。そこからは一進一退でしたが、サイド3-3の場面で相手がビーストエネ付きテッカグヤにハチマキを貼ることができなくて打点が足りなかったのがターニングポイントで、最後は悪エネ2枚ついたゾロアークがトリックスターでムーンレイカー叩き込んで終了。辛くも勝ちを拾いました。
周囲を見ると何やら引き分けるプレイヤーが多い模様。ジャッジに聞くと全体の半分くらいのマッチは引き分けになっているらしく、2勝できてる自分は運がいいなと思ったり思わなかったり。これで両者負けならかなり悲惨なことになっていると思われ。あってよかった勝ち点1。
3回戦○2-1 ズガドーン
ズガドーンなら恐らくひねる部分はないだろうということで前のズガドーンのエネを砕いていくプレイングに徹することに。後ろのアーゴヨンにエネを付けられてもズガドーンには1枚ずつ貼らなければいけないのでクラハンやプルメリで落ち着いて対応しようということで改ハンを1枚プルメリに変えて臨みました。
1戦目×0-1
先攻は取ったが苦しいメタモンスタート。さらに後続を立てることもできず前の1体だけでエンド。返しの相手のターンは順当にズガドーンとベベノム2体、さらに開幕バーストGXでビーストエネが当たるという鬼畜っぷり。無理だろこんなん。一応次のターンのトップドローでベトベトンに進化はできたが気休めにすらならず、エネを落とそうとクラハンを放つも裏、もう1枚使うも裏。そのまま頭飛ばされて終了。
2戦目○0-2
またしても先攻でスタート。今度はゾロア単騎で始まったのでハイパーボールからテテフワンダータッチ以下略。メタモンをマグカルゴに進化させたりして順調に場を育てられたので、このデッキの真骨頂であるエネ破壊戦法を展開していきます。ゾロアーク3体のとりひきで1ターンに山札が6枚減るのは大きく、ヤレユータンが上の技で手帳担架回収→とりひきで適当にポケモン切ってデッキ引き切る→手帳でプルメリ回収→プルメリでなんか切ってエネ破壊→落としたポケモンを担架で回収の流れに持ち込みます。こちらのペースに持ち込んだところで相手投了。
3戦目○0-3(LO)
相手先攻選択で後攻。この試合も順調にゾロアークを育てられたので、とりひきでデッキを削っていき、デッキが底をついたらリソースマネージメントしながらプルメリやハンマーを投げていく展開。やはりこちらがサイドを取らないと相手がビーストリングを使えないのは大きく、ヤレユータンが頑張ってる間に相手のデッキが尽きて勝利。
ここで昼休憩になりました。一緒に参加していた友人は3分けの勝ち点3で折り返しらしい。やっぱり引き分け多いんですね。友人の奢りでケンタッキーを食べてきましたがいやぁ人とだべりながら食べる飯はうまいってのなんの。
4回戦×0-2 ゾロアークギャラドス(たっぴー)
先の引き分け祭りで全勝者が尋常じゃないスピードで減少しており、4回戦を前に30人程度まで減っていたのでおそらくどこかで当たるだろうなぁと覚悟してたらやっぱり当たってしまった。ゾロギャラはアメリカの大会で優勝したことで数増えるだろうなぁとは思ってたけど、エネが2個玉4枚しかなかったのでとりあえず改ハン4枚で割り切れるだろうとクラハンは全部抜く判断。空いたスペースは2枚目のウツギとトラッシュのコイキングをロストに落とせるキリンリキに。
1戦目×0-6
向こうのデッキの相性関係がわからなかったので聞いてみるとウルネク→ズガドーン→ルガゾロと踏んで上がってきたみたいで。なるほど無難な勝ち上がりだなと。
後攻で若干出遅れながらもゾロアを2体育てながら相手の猛攻に必死で食らいついていく状況に。メタモンからギャラドスに進化するとコイキングを4枚落とせるようになってあたりちらすで200出るんですが、ハチマキを付けられるとゾロアークがちょうど確定圏内になるのでどんどん刈り取られていくという。そして極め付きにマグカルゴを並べてじならしから改造ハンマー撃っても、相手もヤレユータンを持っていてリソースマネージメントで回収される始末。ほぼ戦意喪失モードのまま殴り切られました。
2戦目×3-6
メタモンスタートでしたが先攻からテテフワンダータッチウツギでゾロアを3体展開する。相手もウツギから展開してきて、ゾロアコイキングメタモンと並べてくる進行。ここで返しのターンにタイマーボールで2表が出たのでマグカルゴとゾロアークを持ってきて前のメタモンはマグカルゴに進化。じならしからとりひきでグズマを持ってきて厄介なメタモンを殴り倒して先制。しかし相手もリカバリーが早く、ウツギでコイキング3枚→ハイボでコイキング2枚切ってゾロアーク→とりひきでコイキング切って2ドローと素早く立て直される。必死に食いつきますがハチマキがなく決定力に欠けたこちらが2戦目も押し切られて負け。ロストおくりでコイキングを葬れれば…というところでサイド落ちで引いてこれず、試合が終わる頃にようやくグラジオで引いてこればよかったと気づくあたりにはダメダメでした。
5回戦○2-0 クワガノンレックウザ
提示されたリストを見る限りガノン軸のレックと思われましたが、何故かつけかえが入っているなど不思議な点が見当たったのでアーゴヨン型にも変えられるような構築と判断。事前に見せたデッキから変えられるこの大会ならではの特徴でしょうか。ガノン型であればセオリー通りエネを割り続けて息切れを待つか、アーゴヨン型であればレックにチャージアップができないのでレックのエネを集中的に壊していく戦法をとることに。どちらにせよ改ハンはいらないので全抜き。どちらが来るか悩みましたがアーゴヨンのほうが厳しいかなということでライオットビートで1撃できるようにククイ2枚追加しました。
1戦目○2-0
後攻でしたが相手がアゴジムシ単騎。なるほどガノン型か、ククイ入れて損したなって感じ。しかし相手がアゴジムシ単から展開できずエンド。こちらもハンドが苦しかったのでとりあえずネストボールで2体目のゾロアを並べてエンド。相手はトップドローマーシャドーからのやぶれかぶれを放ちますが、状況が好転せずそのままエンド。対してこちらはタイマーボールからゾロアークに進化できたので、ライオットビートでアゴジムシを落として先制。返しのターン、当然のようにタンカで復活してきますが、2体目のゾロアークの準備も間に合ったのでグズマで先ほど復活したアゴジムシを蹴落としていくとここで相手投了。残りのアゴジムシが2枚ともサイド落ちで展開できなかったようで。これでは厳しい。
2戦目○6-4
当然のように後攻でしたが、相手のアゴジムシが相変わらず1体しか立たなかったのでゾロアークを育てながらこのアゴジムシを狙ってエネルギーの供給源を絶つ作戦に。2ターン目にテンペストGXを使われてしまい、次のターンにクワガノンまで育てられるところまで追い込まれたのですが、ゾロアークのとりひきで手札を整えつつプルメリやクラハンでエネを破壊しながらドラゴンブレイクの打点を落としてなんとか210が出ないように相手の動きを妨害していきます。ゾロアークが2体やられるなど苦しみましたが、エネを割り切って相手の勢いが止まったところ、エネルギーリサイクルが2枚ともサイド落ちのまま最後まで拾えなかった相手の不運も幸いして逆転勝ち。
終盤は時間を気にして本当に急ぎ足な感じでプレイしてましたが、1戦目がかなり早く終わっていたのもこちらにとっては有利に働いたように思います。
6回戦○2-0 コケコナゲツケサル
前の2試合では連チャンでピカゼクを喰い殺してたみたいで。当たり運も重要なんでしょうね。デッキ内容的に予想通りというかなんというか2個玉とかカウンターエネとか特殊エネ依存だったので改ハン多めの方がいいかなということで改ハン4投してクラハンを2に削るという2回戦と同じパターン。
1戦目○6-0
後攻ゾロアスタート。
相手がナゲツケサル2落ちという厳しい状況の中、こちらはガン回りの様相を見せライオットビート連打で押し切り。
改ハン使うこともなく終わりました。
2戦目○2-3(LO)
相手が先攻選択で後攻スタート。
この試合も順調にゾロアークが育ちましたが、相手もナゲツケサルが何体も出てきたのでエネ破壊に重点を置く戦法にシフト。改ハンで2個玉を集中的に破壊していったところ、こちらが殴れなかったターンがあったのもありサイドが相手の方が勝っていたのでカウンターエネルギーが1エネに化けてナゲツケサルがワザを撃てない場面がしばしば。その間にとりひきでデッキを削っていきながらヤレユータンによるリソースマネージメント戦法に切り替えていった頃には相手のエネが全部尽きたのであとはゾロアークがタコ殴りにするのを見ているだけ……と思っていたらガン回しの影響で先に相手がデッキを引き切っていて終わりました。
7回戦△1-1 ルガゾロマッシ
相手はごくふつうのルガゾロでしたが、小マッシと闘エネも装備していたのでマッシルガンに化けてくるかもしれないと思っていましたが、どのみち相手はエネの回収手段がないので大丈夫だろうということでそのままノーチェンジでいくことに。初日の終盤だったのでこのへんは頭が働いていなかったのかもしれません。このへんは反省かな。
1戦目×3-6
相手はマッシブーン軸に変えてくるかなと思ったけど変えてこなかった。この試合は先攻を取れたので順調に展開をしつつ2ターン目にゾロアークとマグカルゴが揃う立ち上がりでイワンコとゾロアを順調に倒しますが、さすがにサイド奇数を維持してスレハンチャンスを無くしてくれるほど甘いものではなくきっちりスレハンでゾロアークが倒されます。このとき相手が小マッシにつけたのが何故かレインボーエネルギーだったので余計に1点ダメージが増えていて、それに助けられる形で後続のゾロアークのライオットビートで倒す。しかし相手がエネなしメタモンからルガルガンGXに進化してきてブラッディアイ対象マグカルゴ。さらにユニットエネとカウンターゲインがついてくる状況。デスローグ250ダメージでマグカルゴが落ちる。返しのターン、こちらは改ハンを引けなかったので、2個玉を引かれないことを祈りましたが見事に引かれ、つめできりさくでヤレユータン、ゾロアークと連続で落とされて負け。
2戦目○6-2
1戦目負けたので先攻。この試合でも順調にゾロアークを育てていきますが、今度はマグマッグがなかなか来ずチグハグな展開に。しかし、1戦目の頃から遅いプレイに終始していた相手にジャッジから警告が与えられることに。と思ったら話はここで終わりではなく、警告を受けた相手は実は前の試合でも警告をもらっていたということで警告の累積によりサイドペナルティが課せられました。これで相手が動揺したかその後は精彩を欠いてミスを連発。ブラッディアイでわざわざテテフを呼んでおいてハチマキククイライオットビートで落ちるはずが、原野を割られていてフラダリラボの効果でハチマキの効果がなくなって落ちないなど相手の状況誤認で辛くも命拾い。何とかエネを割り切って終わりました。
この試合は相手の場が焼け野原同然の状況になりグズマイワンコで最後のサイド1枚を取り切ったタイミングで丁度タイムアップのコールがありなんとか引き分けに持ち込み。なんとか勝ち点1をつかみました。
そんなこんなで初日は5-1-1で終了。途中経過を見て驚いたのですが2000人以上もいて7戦全勝が一人もいなかったのはビックリです。そんな中でトップで折り返したのは6-0-1の勝ち点19を取った人が2人。会場で3~4試合の引き分けという人がザラにいた状況の中で6回も勝ったのは凄いなぁと素直に思いました。僕は勝ち点16で全体のだいたい30位台前半くらいの位置だったので、残りの4戦で結果出せば逆転もあるかなぁという感じ。
2日目は初日よりも早い8時丁度の試合開始なので朝が弱い自分には結構きつかったです。このへんの予選内容は疲れが先行しててあんま覚えてないので簡易に。相手も疲れているという試合も多かったので、やはり出場者にとってはコンディションの維持が難しかったんじゃないかと思います。
8回戦○2-0 ジラサンマッシ
2回戦で当たったUB型とは違う普通のジラーチサンダーぽかったのでそのまま行ったかな、改ハン抜いたか覚えてません。もしかしたらサンダースいるかもと思ったけどあんまり考えなかった記憶。
1戦目○6-3
事前のリストにいなかったマッシが入っている。ジラーチの特性によるサーチが厄介でしたが、ベトベトンが特性を止めるとジラーチが怖くなくなったのでうまいことやれた。スレハンチャンスは相手が闘エネにアクセスできなかったようでなんとか乗り切れました。
2戦目○6-4
今度はスレハンチャンスをしっかり決められましたが、クラハンでうまいこと表を出して闘エネを破壊すると、その後はマッシに闘エネがつくことがなかったのでまた乗り切れました。闘エネは2枚入ってたようです。
9回戦△0-0 レジギガスフーパHAND
よくこんなデッキが勝ち残ったなぁって思った。とにかくデッキの内容はあれだな、という感じで理解できているので、恐らく相手が狙ってくるのはHANDによる能動的ドローだろうなぁと判断。となると相手はエネを積んでないはずなのでハンマーは全抜きで大丈夫、厄介なのは相手が手札に持っていそうなアンノーンなのでそれをロストできればかなり有利、ということでヤドキングを追加投入。さらに、相手のHANDをできるだけ遅らせられるようにジャッジマンを2枚、やぶれかぶれマーシャドーを1枚積むなどして徹底的に邪魔をしていく方針。さらに悪エネをレインボーエネルギーに変えて、キリンリキと2枚目のウツギを足して完成という感じ。
1戦目-(0-0試合途中)
先攻ゾロアスタート。相手はフーパ単騎。
初手の手札にウツギがあったので、順調にゾロア2体とメタモンを展開していき、ネストボールでマグマッグも出して盤石な盤面。相手は初手からスカル団のしたっぱを使っていくがこれは不発。
こちらは2ターン目にメタモンからヤドキング準備できて、じならしで持ってきたレインボーエネルギーできおくをとろかす。これで相手の手札に運よくアンノーンが埋まっていて、これをロストに送ったことで相手にとっては特殊勝利の芽が潰れることに。ゾロアークのとりひきで順調にデッキを削りつつ、デッキが切れそうになったらヤレユータンが出てきてリソースマネージメントを撃っていく展開。はたから見てもかなりの泥仕合な様相です。相手のGXから攻撃を受け付けないフーパはひたすら無視して自分のデッキのケアに集中し、相手のハンマーでヤレユータンのエネが割れたら?というケースも見越してしっかりトラッシュからエネを回収しておく用意周到ぶり。その上に相手も使ったハンマーをきっちりヤレユータンの技で回収してくるので無限にループが続いていっこうに終わらないという。どんなゲームなんだ、これ。グズマでマグカルゴを縛られても入れ替えですぐにヤレユータンが戻ってきてしかも使った入れ替えも技の効果で回収されていくという「どうやったら終わるんだこのゲーム」の不毛な争いが続いている間になんとタイムアップ。当然サイドも動いてないのでこのゲームは引き分けになりました。0勝0敗で1戦目時間切れ引き分けという珍しい結果に、運営もさぞ驚いたんじゃないだろうかと思います。
10回戦○1-0 ウルネク
たぶん1回戦の相手の2戦目よりは手強かったかなと思いますがわかりません。このへんは記憶が曖昧です。改ハンは1枚だけキリンリキに変えたかもしれないです。
1戦目○6-4
詳しくは覚えてないですが2ターン連続でグズマを使ってカラマネロを倒したあたりで相手の勢いが失速した……はず。フォトンゲイザーは決められたかな?この試合は苦労した記憶残ってるのでたぶん決められてると思う。
2戦目△6-6
相手が戦い方を変えてきてギラティナ主体で来るようになったがやはりこちらのイカを狙っていくスタイルは変えていかない方針。一進一退になり最後はギラティナに止めを刺して終わりかと思いましたが相手ののろいのおふだを見落としており、ゾロアークも共倒れとなりました。
あれ?両者サイド取り切った場合はどうすんだ?引き分けでそのまま次の試合?サドンデス?それと先攻後攻決めはどうするんだ?またダイスロール?それともどちらかに決定権が?って考えてる間にタイムアップのコールが鳴ってました。2戦目で熱中しすぎて時間切れしていたことに気付かなかったようです。
11回戦△1-1 ピカゼク
やはり来ましたかという感じ。フルドライブからのタッグボルトGXを決められると凶悪であり、殴る一辺倒でもエネ破壊一辺倒でも恐らくはどうにもならないであろう相手ということで全力を尽くそうというだけ。殴るとしたらゾロアークは最大威力のライオットビートで2発でピカゼクは落とせる。エネを割るならせんじんのまいに注意という感じで考えておいて、ピカゼクに6エネついた状態から全破壊できたらかなり強いだろうということでフリーザーを投入してエネルギーもレインボーエネルギーに切り替える作戦。結局改ハン2枚をフリーザーGXと2枚目のプルメリに変えたけど正解だったのだろうか。
1戦目○1-0
先攻初手ゾロア。ベンチにマグマッグ。
しかし、相手が初手のマーシャドーから後続を出せなかったので2ターン目にゾロアークに進化してライオットビートで終了。
2戦目×0-6
後攻初手ヤレユータン。
前の試合の反動か?相手の動きが猛烈に速く、サンダーマウンテンも飛んできた結果2ターン目にフルドライブ。順調にピカゼクに6エネが付いていきます。こちらはエネを割る手段がなく、ハイパーボールでフリーザーを持ってこようとしますが痛恨のサイド。それでも諦めずにじならしでグラジオをトップに持ってくるなど粘りましたがとりひきで引いてきたころにこの番シロナ使ってたから打てないって気付く始末。このへんで半分投げやりになりました。それでもエレパ引かれてなければゾロアークが生き残ったのでワンチャンスありましたが、当然のようにデンジ引かれていて終戦。
3戦目-(3-2試合途中)
先攻ゾロアスタート。
この試合は2ターン目でゾロアークが殴る体制を整えられたのですが、相手も回りが早く2ターン目にフルドライブが飛び出す。しかしエレパを使われなかったので落ちることはなく、このピカゼクを次のターンに落としてサイド3枚先制。後ろの3エネピカゼクからもクラハン表とプルメリで2エネ剥がすことに成功しますが、返しのターンに手貼りとサンダーマウンテンが間に合ってゾロアークが倒されます。ここでハイパーボールから切り札のフリーザーGXを出したところでタイムアップのコール。コールドクラッシュでエネルギーを破壊して逆転に望みを繋ぎますが、当然のようにエネがつき、ゼラオラGXの特性で逃げられます。この時点でタッグボルトGXでフリーザーが落とされて万事休すかと思われましたが、相手がまだGXワザを使っていないことを見落としてフルドライブを打ち込みます。首の皮1枚で残ってラストターン、手負いのフリーザーをアセロラで戻してターンエンド。代わりにゾロアークを出すと、エレパもハチマキも引けなかった相手側には落とす手段がなくそのまま終了。
負けそうな試合でしたが、サイドを4枚以上取られなかったのでこの試合は有効にはならずかろうじで引き分けに。なんとか勝ち点1を拾いました。これにて予選の11試合が終了。あとは祈るだけになりましたが14位で無事に名前が呼ばれて予選通過。なんとかギリで滑り込みましたが相手は予選を3位抜けという強敵。どう考えても無理だあと弱気になりましたが、これで勝てたら凄いことだからと励まされて会場へ。
決勝トーナメント1回戦×0-2 ピカゼク
事前のデッキを見た感じだと11回戦のデッキと同じ感じだったのであまり余計にいじる事はせず、同じようにフリーザーを中心に微調整をする感じにしました。改ハン抜いて入れたのはフリーザーと2枚目のウツギ。やはりゾロアークを立てることが最優先だったので安定性を重視しました。
1戦目×0-6
ダイスロールに負けて後攻でしたが、初手ゾロアという悪くないスタート。ハイパーボールからのテテフワンダータッチウツギで、順調にゾロアの数を増やしていきます。しかし相手側も動きが早く、先攻2ターン目にはフルドライブを決められ早くもゾロアが落されます。それでも後続のゾロアをゾロアークに進化させてとりひきからエネ破壊のパーツを拾いに行きましたが拾うことができず、ハチマキのついたピカゼクに6エネタッグボルトをゆうゆう許してしまう展開に。4枚取りを決められた後もあきらめずにエネを壊しに行こうと試みましたが、6エネのついたピカゼクはフラダリラボごときでは止めることはできず、エレキパワー2枚出されてのフルドライブを決められ負け。
2戦目×2-6
先攻を取って初手にはゾロア3体と悪くないスタートでしたが、相手のバトル場にはマーシャドーGX。ゾロアークは闘弱点なのですでにかなり厳しい相手です。それでもサンダーマウンテンの効果が効かないので後1フルドライブはないだろうと思いましたが、手貼り雷エネ、パイパーボールでピカゼク雷エネ切ってレックウザGXのしっぷうどとうで雷エネを付け、ネストからコケコ◇を出してせんじんのまいで雷エネを付け、つけかえ2枚出しでなんと3エネ揃えてフルドライブが飛んできます。1ターン目に早くも育つ6エネマーシャドー。それでもハイパーボールでフリーザーを出してきてレインボー手貼りからのコールドクラッシュで6エネ破壊という少しもの抵抗を見せましたが、後ろのピカゼクに貼ってあった雷エネ1枚がまだ残っており、手貼りとサンダーマウンテンからフルドライブが飛んできます。ハチマキ込みの180でフリーザーが落されます。それでもグズマでマーシャドーGXを引きずり出して1ターン粘りをかけますが、クラハンを何度打ち込んでも表を出すことができず、きっちり6エネタッグボルトを決められ終戦。
結果はベスト16でした。
使ってみて思ったのですが、ゾロアークコントロールはコントロールが決められる相手には強いけれど、決める前に速攻で叩き込まれると勝てないので、スピードの早いデッキには不利だなぁと感じました。それでも、直前に変更したにもかかわらずこれだけの成績を出せたので、それだけのポテンシャルはあるのかなぁと思ってます。
応援いただいた皆さん、本当にありがとうございました。
※午後12時ごろ追記:この記事はエイプリルフールのネタ記事です
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